蒼霧屋>Karz Side>Touring Report>夜通し生石と友ヶ島散策5時間




シャッターレリーズが手に入ったので、さっそく星を撮りたくて生石高原へ行くことにした
まだ夜は寒いし、何より生石高原への悪路を夜バイクで走りたくなかったので車検明けたてのインプレッサで。

23時に自宅出発
泉北1号→岸和田和泉IC〜阪和道〜海南東IC→R370→県道180で生石高原へ
さすがに深夜だったのでスルスルと。
高速で異常発見。ステアリング周りのブッシュが千切れ飛んでたの修理したら振動がすごい事に。
深夜のR370はスピード出せない上に神経使うで結構疲れた
むしろ生石高原へ登る山道の方が全開で走れt(ry

1時前に生石高原到着
人っ子一人いやしない
そんな状態だったので湯浅側の駐車場で設営。

ISO感度設定を忘れていた上に、途中からノイズリダクションの設定が飛んでるのに気が付かなくてもう散々
右上の白い塊はノイズリダクションしなかったせいで出たCCD熱ノイズの塊

カーセクースでもしたかったのか、一台のワゴン車がウロウロし始めたので中断
再開するもどうにも良い絵にならないので、和歌山側の駐車場に移動して就寝
そんなわけで星空の撮影は惨敗



1時間半ほど寝て夜明け前起床 生石ヶ峰山頂を目指す

山頂への遊歩道は途中、背の高い草むらや林の横を抜けるのでちと怖い
おまけに靴がペラペラのシューズだったもんだから歩き辛いの何の。

東〜南は山また山 三角点発見
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有田・湯浅方面

三脚構えて日の出を待つ
まだ時期的にちょっと寒いけど、かなーり清々しい高原の朝

生石高原の日の出

早朝に来るのは良いけど、人の多い昼間にここまで来たくねぇな
日が登ってから人っ子一人居ない生石高原を散策


一回りしてから、蘭島を目指して一路R480へ
前回、生石高原へのアプローチは悪路しかないと記載したが
R480へ下る県道180と、途中で分岐する支線はほぼ全線二車線の快走ルート
しかしこっち側に下れても意味無いんじゃねーか?
なんで和歌山市側に下る道が全部あんななんだよ……

R480も快走ルート
この先があの酷道に繋がっているとはとてもじゃないが思えないってほど
平日の早朝、しかも通勤とは逆ルートなので良いペースで走れた
蘭島の付近に到着したが、サッパリ場所が分からない
最初、あらぎの里という施設があったので、その駐車場に停めて散策したが見つからず
更に進むと集落の中で、そのまま走ると清水温泉に行ってしまいそうになる
で、Uターンして再度捜索。わからん。
あらぎの里で再びUターン、で、ガード下にようやく見つけた。
が、駐車スペースなんてありゃしない。
確認すると後方に駐車場入り口が。

仕方無しにUターンした場所まで進み、三度Uターン。


蘭島

丁度田植え前の水だけ張った状態だったので良い頃合いだったと思う

蘭島からはR480を金屋町へ戻り、金屋町市街地から県道16海南金屋線へ
R422は酷道区間だし、R42は通勤渋滞に巻き込まれそうだったし。

この県道16、金屋町側は快適だったんだけど、ゴルフ場抜けて海南側がもう最悪
通勤車両は大量に走ってる上、田舎の集落を下る狭路。
……これなら素直にR42走れば良かったかも。
結局、海南でもR42の合流まで渋滞。
そのまま渋滞のR42-R26と繋いで、県道7粉河加太線にでるとようやく道も空いた

途中で朝食と昼食用の食料、お茶を買いこみ、一路加太港へ

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加太港からは渡し舟で友ヶ島へ
と、まぁこの船に乗るまでが大変だった
船着き場の駐車場が幹線から外れて集落の中くぐらなきゃ入れない
結局、近場に車停めて、徒歩で船着き場に行き、おばちゃんに道を聞いてようやく入れた

船は友ヶ島の中の沖ノ島へと運んでくれる
朝の第一便ということもあって、釣り客でいっぱい。
行きは加太の瀬戸を通り大阪湾に一度入り、地ノ島の北岸を通って沖ノ島へ
20分足らずだが、一面漁船だらけの海峡は見てて飽きない
観光航路なので料金は往復2000円+駐車場500円と、ちょっと高め。

沖ノ島に到着後、まずは東方向へ進んでみる
パンフレットによると往復6.2km、この6kmを甘く見ていた……

照葉樹林の中を通る
時折リスを見かけた
歩いて程無く、垂水に到着 芝生の広場はキャンプ場
鹿がいっぱい居た

まずは一気に虎島へ向かうことにした
途中、鹿が目の前に現れたり、リスを追って無駄に時間を費やしたりしながら沖ノ島東端へ到着

沖ノ島東端より虎島 島の南岸は断層になっている

虎島へは昔、整備された道が有ったらしい
現在は↓のように崩壊していて引潮の時しか渡れない

つか、こうなってるならこうなってるってパンフに書いてくれよ……

うみうしがあらわれた
コマンド?
渡るの、結構苦労します
こんな大きめの石が転がってるだけなんで

ようやく虎島に到着したものの……道が見当たらない……
防波堤の跡沿いに歩くと、山に登る道らしきモノが有ったので進入
沖ノ島の道と違って、より山道に近い。木が道塞いでたり横が絶壁だったりするし。

しばらく登ると

煉瓦造りの小屋発見
虎島砲台にようやく辿り着いた

砲台は米軍が接収後爆破したため
残っているのは構造部と附帯設備のみ
機銃台?もこの通り植木鉢状態 機甲戦が主体となった太平洋戦争
要塞は当時既に無用の長物だった

堆積した落ち葉、コンクリを割って茂る樹木
来るのに苦労して疲れてるのも相俟って物悲しさが漂う

木々の間から加太を望む 地ノ島

虎島には修験道の行場があり、パンフにも観念窟・序品窟と書かれてあるが
観念窟は断層の絶壁を降りた先、序品窟は道無き岩だらけの海岸を回りこんだ場所にあるため
とてもじゃないが行ける場所ではなかった
どうも砲台の近くに役小角の像があるらしいのだが……結局分からなかった

倉庫らしき建造物発見 階段下は腐葉土でフッカフカ !?
倉庫内にはなぜか巨大な穴

結局、虎島は砲台跡だけを見て撤退
つか無理

しびれくらげがあらわれた
コマンド?
向こうに見えるは淡路島 沖ノ島と虎島の間にある閼伽井碑
行者さんの置いていった御札が有った

沖ノ島に戻ってからは来た道を戻り、深蛇池へ
枝分かれした道から池までの道は崩落しかかった山道
おまけに草が生い茂っていて……なんていうか、獣道状態だった

深蛇池

昔、沖ノ島に住み付いた大蛇が住民や家畜を飲み込み
立ち寄った役小角に封じられたという伝説がある池
ちなみに、その時の約束で笛を吹くのが蛇のエサの合図となっている


ここにも行者さんの御札が有った

奥にも行けそうだったが、行っても何にも無いような気がしたのでUターン
次は第4砲台跡を目指して桟橋への道を戻る

第4砲台への道は虎島砲台とは打って変わって広い道

登っていくと煉瓦造りの門と小屋が見えてきた

到着したが、砲台跡らしきものはよく分からず
……というか、ラピュタ状態の建造物があったのでアレなんだろうけど……
入る気しなかった。虫とか色々いっぱい居そうだったんで。
内部を知りたいって人は廃墟スキーのサイトでも見るか自分で行ってくれ。


小屋の横にはスロープ上の通路があり、降りると倉庫がある
ここも腐葉土が体積……つか、湿気ていてそのうち沼にでもなりそうな状態……
この内部に更に奥へと行く通路があるが……当然入ってない。
廃墟スキーのサイトいくつか見ると、迷路状のステキな施設らしい
自分で行く気はしないけど。

第4砲台からは桟橋へ戻るだけ
潮風が心地良い雑木林の道を進む

正直、この時点でかなりへばってた
桟橋到着は正午前
そのちょっと前にお茶が尽きた
疲れる割に見所が少ないんで軽く観光に来るならこっちのコースはパスした方が吉。


戻ってきて気が付いた要塞で使用された砲弾

そしてなぜか孔雀

友ヶ荘の自販機で飲料水補充……て、出たよ観光地名物ボッタクリ自販機……
しかし背に腹は変えられず2本購入。1本はその場でガブ飲み。

ちょっと休憩して西周りのコースへ出発

松林の海岸を延々と歩く
左手には廃墟と化した宿や軍用宿舎がポツポツと。
一軒だけ二階建ての綺麗な建物が有ったがアレがパンフにある「海の家」だろう
そこ抜けた先で軽トラに追い抜かれたのにはビビった

淡路島の由良が目前に 池尻浜と友ヶ島燈台 狭い所で幅わずか4kmの海峡は
太平洋から大阪湾への重要航路
目の前を大型輸送船が
ひっきりなしに行き来する
レジャースポットでもあるためか
ヨットや漁船もいっぱい

島の東半分と違って釣客や観光客も多く、平日だと言うのに結構騒がしい
と、言うかちょうど並走する形になった船の連中がやかましかっただけかもしれないが


池尻浜到着、なんだか良い臭いが……

池尻浜からなーんか良い臭いがすると思えば
遊歩道を跨ぐようにしてある富士屋別館のベランダで飯食ってる連中が。
ああ、もう昼か。
とりあえず、落ち着ける場所までは歩こうとそのまま進む


蛇ヶ池

なぜか無人島で響き渡るベース音
池尻広場でBBQやってる模様
空腹に臭いと重低音が響く……

蛇ヶ池から一旦海岸沿いに戻り、第2砲台跡へ

まさに要塞、という風格がある第2砲台跡
残念ながら立入禁止

まぁ、立入禁止でも良いけどね。覗いたらゴミ溜めになってたし。
米軍が接収後、爆破を試みたが結局中途半端で放置されたため潮風で風化して現在のような状態に
他の砲台と違い、海に面した砲台のため分厚い防壁があったらしい
こちらは完全に爆破されて跡形も無い。
海中には砲座部分らしきものが転がってたり……
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第2砲台跡の海側には芝生の広場があり、海風も心地良いのでここで昼食を……と思ったが
完全に酔っ払ってる釣客のオッサン二人がうるさかったのでパス
由良の瀬戸
見るからに波は荒い
振り向くと航空レーダーらしき物体が

第2砲台を後にして燈台を目指す

第2砲台から先はひたすら山登り
結構な急坂を登り、燈台に到着 明示5年竣工の現役灯台 燈台は沖ノ島の西端にあり
海側には芝生が広がる

沖ノ島西端にあたる広場でようやく昼食
ちょっと時間が押してきた
ゆっくり見て回る暇は無い模様

由良の瀬戸 紀伊水道

昼食後、燈台に併設されている第1砲台跡を探索

砲座跡?

第1砲台もラピュタ状態
おまけに立入禁止部分や物理的に閉塞されている部分もあり
探索する時間も惜しかったのでサッと流すことにした

孝助松の海岸はBBQ軍団に占拠されていたのでパス
つかオマエラ海で洗い物するなよ……

コースを外れ、海軍聴音所跡へ向かう

この聴音所跡はどういうわけか2002年5月に「公式に」発見されたばかりの施設
いわゆるソナーで、紀淡海峡に伏せられた機雷の遠隔操作を行っていたということ

分岐から数分、道は他に比べて整備されている
聴音所跡
内部は落書きだらけ
燈台を望む
道は綺麗

ここから先は沖ノ島最高峰を目指す登り道
しかも衣を纏う前の蓑虫がそこら中にぶら下がっていてキモイキモイ

第5砲台跡?
どうやって行くか分からなかった
一気に標高を稼ぐので結構辛い

ひたすら登り友ヶ島最高峰、コウノ巣山展望台に到着
淡路島方向 和歌山方向

休憩もそこそこに隣接する第3砲台跡へ
他と違って綺麗に残っている
しかし砲座跡はプール状態
規模も他とは段違い
今回は回っている余裕が無かった

本来なら、ここを主目的に来るべきだった
時間の都合上、ただ歩いて通るだけになってしまったのが非常に残念
次は春先の、まだ草木が生い茂る前に来たい

将校宿舎跡 内部は和風家屋だった模様 こっちは発電設備か?

第3砲台跡を抜けた時点で15時15分
次の船が出るまでわずか15分
……ヤバイ。

パンフでは徒歩20分とある桟橋までの急坂を
最高峰から海岸まで、決して綺麗とは言えないガレた道を転ばない程度にダッシュで駆け下り
桟橋に到着したのが15時25分……ギリギリセーフ……

下っている途中、船が見えた時はマジ焦った


さらば友ヶ島

また来年にでも


帰りの船の中では駆け下りてきた分と朝から歩きっぱなしだった分でウトウト。
つか、貸し切り便だったし。

帰りの船は沖ノ島北岸を通り、虎島と地ノ島の間、中の瀬戸を抜けて加太港へ戻る
途中、虎島の五所の額とかも見れるんだが……疲労が勝ってボーっと眺めるのが精一杯だった

港に着いてからは素直に(?)大川旧道を攻め、府道65−R26−府道63−湾岸線で帰宅


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